薬学部学生のドキュメンタリー

連日テレビがオリンピックでにぎわう中、裏番組で、薬学部の学生にフィーチャーしたドキュメンタリー番組が放送されていました。
2年ほど前の番組の再放送だったんですけどね。
メインで登場した学生さんの、考え方の幼稚さに少々驚き・・・。
番組のつくりのせいかもしれませんが(けっこう悪意かんじましたけど)、主役の彼が自分に自信満々なのを隠そうとしない、薬剤師は医療従事者として医師、看護師と対等であるべき、というのを全面に出しすぎているのが気になりました。。
番組放送時、薬剤師は超売り手市場で就職率はほぼ100パーセント。
大学が4年制から6年制に移行したため、その間の2年は卒業する薬学部の学生がほとんどおらず、企業は新卒の薬剤師が確保できずに奔走していました。
彼はちょうどそのときの、「薬剤師」といえば引く手あまたの時代の卒業生だったというわけです。
文学部の友人をまえにして、「就職について不安に感じたことはない、普通にしていればどこかに入れる」と断言する彼。
OG訪問でMRの方に同行した際、病院の診察時間が終わるまで車で待っているMRを見て彼が言ったのは、
「どうしてお医者さんのスケジュールに合わせるかがわからない」。
病院に実習に行ったときは、医者や看護師から見下されていると感じ、チーム医療に貢献できていないと悔しく思った。
最後に訪問した薬局にはデイサービスが併設されていて(介護事業にも参入している薬局だそうです。老人ホームなどの求人を探している人はこのサイトが役に立つかも)
看護師さんと連携して、利用者の方に服薬指導しているのを見て、「これが本当のチーム医療だ」と感動したとのこと。
最後に薬剤師会などを訪問して、薬剤師の現状を変えたいと泣きながら語っていました。
もちろん、言いたいことはわかるのですが、あまりにも現実を知らない人にうつって、見てるこちらが恥ずかしかったです。。
「お医者さんの都合に合わせる意味がわからない」って、おいおい、社会に出たら、理不尽なこと、たくさんあるぞー。
人に合わせるのが嫌とか、立場が低いのが嫌とか、そんなこと言ってたらどの社会でも働けないよー。
友人には薬剤師もMRもいますが、みんなすごく頑張ってるので、なんだか悲しくなりました。
薬剤師の立場を改善して、チーム医療にもっと踏み込めるようにするのはわたしも賛成なんですけど、番組の取り上げ方がちょっとイヤだなあと思いました。

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